~vol.5~ 女性のゆらぎを感じたら
今日も香りのお便りを開いてくださってありがとうございます。
女性は日々、ゆらぎを感じるいきもの。
「気分が落ち込んでふさぎこんでしまう」
「急になみだもろくなった」
「イライラを周りにも見せてしまう」
「なんだか自分のことがよくわからなくなってきた」
生理前や生理中、または排卵時期に感じる方もいらっしゃいますし、
人生長い目で見てみると妊娠・出産、更年期などライフイベントとともにやってくるゆらぎも感じることがあるでしょう。
「なんでこんなに不安定で周りに迷惑をかけてしまうんだろう」
と自分を責めるのか
「今は女性ホルモンの影響で一時的に不安定な時なのね」と
自分に寄り添ってあげるのか
女性ホルモンのゆらぎを知らないのと理解して受け止めてあげるのでは
大違い。
女性には
女性らしい体を作るホルモン(エストロゲン)と
エストロゲンが過剰にならないように働きかけ、
妊娠を維持させるためのホルモン(プロゲステロン)が
バランスよく働いてくれてます。
このエストロゲンとプロゲステロンのバランスが大切。
閉経後はもう女性ホルモンは関係ない?
そう思っていらっしゃる方も少なくないと思いますが、
卵巣からのエストロゲンの分泌はほとんどなくなるものの
副腎皮質や卵巣から分泌される男性ホルモンが代謝され、それにより作られたエストロゲンは微量ながら体内に存在します。
女性ホルモンは
血管や骨を丈夫にする
お肌にハリや艶を出す
内臓脂肪をつきにくくする
コレステロール値を下げる などなど
身体に大切な機能を果たしてくれているのです。
閉経後も女性ホルモンを意識した生活、大切です。
女性ホルモンを整えてくれるアロマ
香りが脳に伝達される場所は、
女性ホルモンや睡眠、食欲、自律神経などを司る視床下部に近いところに存在するので、
香りを使ったアロマセラピーは女性ホルモンを整えるうえでとても効果的です。
ここに挙げた精油にはそれぞれの作用を持つ精油成分が含まれています。
・ゼラニウム:ホルモンバランス調整、PMS、更年期障害の症状緩和
・イランイラン:神経バランス調整、月経痛の緩和委
・ラベンダー:神経バランス調整、PMSや月経痛の緩和
・ローズ:月経周期の正常化、月経痛の緩和
・カモミール・ローマン:神経バランス調整、月経痛や肩こりの緩和
・ベルガモット:神経バランス調整、血液循環促進
・マジョラム:ホルモン・神経バランス調整、月経痛の緩和
・クラリセージ:エストロゲン様作用による月経正常化や更年期障害の症状緩和
・サイプレス:ホルモンバランス調整、月経痛や更年期のほてり改善
などなど
❊芳香浴で脳に働きかけるだけでなく、
皮膚から体に精油の作用を届けるとより効果的。
ホホバオイルなどの植物油10mlに上記の精油の中で好きな香りを計3滴混ぜて、
オイルでおなかや腰を温めながらマッサージしていきましょう。
❊ただし生理周期の乱れが長く続く、強い生理痛や腹痛、更年期障害などの症状が強い場合は必ず受診をお勧めします。
治療が必要なケースも、もちろんあるからです。
そして妊娠中や
乳がん、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科疾患を抱えていらっしゃる方は
これら女性ホルモンに働きかける精油の使用を避けましょう。
不明な点やご相談が必要な場合はぜひ遠慮なくご相談くださいね。
女性ホルモンはとーっても奥深いもの。
子宮には「宮」の字があるように、産道は「参道」と呼べるように
女性はとても神秘的♡
今後も女性ホルモンと上手に付き合う情報を発信予定です♪
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